2019-03-19 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
その後、統計委員会に検討の場が移りまして、平成二十八年の六月から九月に行われた新旧データ接続検討ワーキンググループなどにおいて、標本交代による新旧ギャップへの対応としては、過去の値を補正することなく新旧の計数をそのまま接続する、また、全数調査などベンチマークとなるもの、真の値が存在する場合には、それを利用して数値を滑らかに遡及改定する等の考え方を示されたものでございますので、厚生労働省としては、今申
その後、統計委員会に検討の場が移りまして、平成二十八年の六月から九月に行われた新旧データ接続検討ワーキンググループなどにおいて、標本交代による新旧ギャップへの対応としては、過去の値を補正することなく新旧の計数をそのまま接続する、また、全数調査などベンチマークとなるもの、真の値が存在する場合には、それを利用して数値を滑らかに遡及改定する等の考え方を示されたものでございますので、厚生労働省としては、今申
統計委員会では、共通事業所による前年同月比は、標本交代やウエート変更による断層を回避できることから、振れが小さく、同じ事業所の賃金がどう変化したかという労働者の実感に近い賃金率変化を捉えやすいというメリットがあるというふうに考えて、共通事業所の系列を新たに掲載していただくことを要求したという経緯がございますが、一方で、共通事業所系列は、標本数が少なくなるため標本誤差が生じ、また、新設事業所の影響等が
そして、この間、先ほどから議論の出ているワーキンググループでは、平成二十八年六月から八月にかけて、標本交代に伴う断層への対応について議論されました。 一方で、平成二十七年の十二月十一日の統計委員会の基本計画部会、先ほど厚労大臣が答弁されましたけれども、未諮問基幹統計として毎月勤労統計を審議し、厚労省から、ベンチマーク更新時の補正方法の取扱いを含めた説明が行われました。
ただし、この平成二十九年一月の答申の時点では、厚生労働省からの変更申請は、標本交代に起因するギャップ、ウエート更新に伴うギャップは全く区別せず一体のものになっていたことと、もう一点、ウエート更新に起因するギャップに関してどれくらいの影響が出るか、そういう説明もなかったので、我々としては、ウエート更新に起因するギャップに着目することはなかったということです。
統計委員会では利用者のニーズ等の観点から議論が進められてきましたが、平成二十八年六月から九月に行われた統計委員会の新旧データ接続検討ワーキンググループでは、標本交代による新旧ギャップへの対応として、過去の値を補正することなく、新旧の計数をそのまま接続する等の考え方が示されたところでございます。
この間、統計委員会の新旧データ接続ワーキンググループでは、平成二十八年六月から八月にかけて、標本交代に伴う断層への対応について議論されました。 一方で、平成二十七年十二月十一日の統計委員会基本計画部会では、未諮問基幹統計として毎月勤労統計を審議し、厚生労働省からベンチマーク更新時の補正方法の取扱いを含めた説明が行われました。
ここの統一見解だと、ベンチマークがないから、1の考え方も援用して、1の考え方は、新旧ギャップ、標本交代によるギャップの考えも援用してそのまま接続したということまでお墨つきを与えたと。要するに、センサスの交代に伴うギャップ補正はしなくていいんだということまでお墨つきを与えたとこれは言っていますが、今の議論だと、そもそも射程に入っていないんだから、議論されていないということでいいんですよね。
ただし、あわせまして、共通事業所系列による前年同月比は、標本交代やウエート変更による断層を回避でき、賃金変化率を捉えやすいというメリットがある一方、共通事業所系列は、新設事業所の影響が反映されていないため、標本に偏りがある可能性、さらには、標本数が小さくなるため、標本誤差が大きくなるといったデメリットがあることも示されております。
サンプルの標本交代による新旧断層、母集団情報の変更に伴う更新、この二つだけを議論して、ウエート更新は議論しないというのがちゃんと明確にあるわけですよ。 だから、大臣、大臣に聞きたいのはそこではなくて、一番肝のさっきの話です。全然答えていないんですよ、今のも。
ただし、大臣がおっしゃったように、標本交代による断層は議論するということで、ローテーションサンプリング方式の場合はさかのぼらない、これはいいんですよ。ただ、これについては議論していないんですよ、ベンチマーク更新時。 それで、大臣、承認があったと言いますけれども、では、平成二十八年十一月十八日に厚労省は、諮問九十七号、毎勤統計の変更についてというのを出しましたよね。
そこで、多くの統計調査においては標本交代時にリンク接続などをしていないということを踏まえて、ギャップを修正することなく、直接接続しながら、ギャップが過度に広がる前に標本を交代させるということが標本交代の接続方法の望ましい方法として結論づけるという形になりました。 これを踏まえて、十月二十七日の諮問では、このような審議結果となったわけです。
統計委員会におきます毎月勤労統計調査に係る諮問審議におきましては、厚生労働省からの変更申請に伴う説明は、標本交代に起因するギャップとベンチマーク更新に関するギャップを区別せず、一体のものとして行った経緯がございます。
変更申請の中身そのものかどうかという問題があるとは思いますけれども、我々としては、先ほど申し上げましたように、変更申請に伴う説明の中で、標本交代に起因するギャップとウエート更新に起因するギャップにつきましては、区別せず、一体のものとして説明申し上げたというふうに理解しておるところでございます。
統計委員会の標本交代というのは、これはサンプルのギャップの話。統計委員会の、二番のこのベンチマークというのは、これは常用雇用指数はさかのぼって三角補正をしているんです、三十年一月からもう。これはいいんです。だから、そこでベンチマーク更新がすっぽり抜けているということを言っているので。
標本交代による過去の賃金指数の補正、これはやらないということはわかるんですけれども、西村委員長、ちょっと聞いていただければと思うんですが、標本交代によることを私は言っているんじゃなくて、経済センサスに基づく労働者数のベンチマークにおける過去賃金指数を三角補正でさかのぼる、これをしなくなったということで、さっきおっしゃっていただいた資料を私は持っているんですが、標本交代によるさかのぼりはしない、これはわかるんですよ
平成二十八年の六月から八月にかけて、標本交代時の結果の接続法一般について、標本調査による基幹統計調査を対象にして整理を行いました。 その結果として、多くの基幹調査は標本交代時にギャップを修正することなく直接接続しています。ギャップ修正を行っている統計は一統計のみということです。多くの基幹統計では標本交代の期間が一年未満ということになっており、二年から三年となっているのは一統計だけです。
したがって、標本交代やウエート変更による断層を回避できるということがあります。 そういうメリットがあると同時に、共通事業所系列では、新設の事業所の影響が反映されていないとか、標本に偏りが生じてくる可能性があるということがありますし、それから標本数が少ないというために標本誤差が大きいということがあります。したがって、全体の平均賃金の変化を示すにはデメリットがあるということも明示しております。
○石田国務大臣 政府統一見解では、平成三十年九月二十八日に開催された第百二十六回統計委員会では、労働者全体の賃金の水準は本系列、景気指標としての賃金変化率は共通事業所を重視していくことが重要との見解が示された、ただし、共通事業所系列による前年同月比は、標本交代やウエート変更による断層を回避でき、賃金変化率を捉えやすいというメリットがある一方、共通事業所系列は、新設事業所の影響が反映されていないため標本
それは、共通事業所系列については、昨年九月の統計委員会において、標本交代やウエート変更による断層を回避でき、賃金変化率を捉えやすいというメリットがある一方、この後も大切ですからよく聞いていただきたいと思うんですが、共通事業所系列は、新設事業所の影響が反映されていないため、標本に偏りがある可能性がある、これはお認めになられますよね。
その際、月次又は四半期で行われる九つの基幹統計調査の現状を把握したところ、標本交代による新旧断層への調整を行っているのは毎月勤労統計のみである、断層を調整しないということが基幹統計では一般的なやり方であるということが分かりました。このため、各種統計についての接続方法について望ましい方法として、遡及修正を行わず新旧計数をそのまま接続する、断層が過度に広がる前に標本を交代するなどと結論付けました。